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折半か男性負担か?東京の産婦人科で聞いた中絶手術の費用負担

 望まない妊娠が発覚した時に女性がまず考えることは、宿った子どもを産むか産まないかの選択です。望まない妊娠となると出産を決断するのにも大変な覚悟がいります。

しかしその一方で出産をしないという決断を下した女性は、次に

「中絶手術のための費用をどうするか」

を考えなければなりません。

中絶費用は妊娠週数が進むほど高くなる

中絶手術の費用は、妊娠の時期によって金額が大きく異なってきます。初期段階であれば15万円前後の費用が相場。そして、中期の前半にあたる14週目ごろまでは35万円前後、中期の後半にあたる15週目以降は50万円前後と、中絶手術を受ける時期が遅くなればなるほど費用も増えていきます。

そしてこの費用を誰が負担するかという問題に直面した時に、男性と女性との間ですんなり話し合いができるかどうか。これはケース・バイ・ケースになります。

男性と女性が折半するケース

女性にとって、中絶による負担は身体的にも精神的にも非常に大きなものとなるので、男性が全額払うべきだと考える女性もいます。しかし実際の現状を見た場合、費用を折半する男女も決して少なくありません。

男性側に全額負担を申し入れても応じてもらえない、または男性に費用を負担するだけの経済的な余裕がないなど、やむを得ず折半で妥協するというケースも良くあります。

男女ともにお金を出し合う場合でも、費用割合について話しあうことは可能です。必要であれば弁護士などにも相談しながら、少しでも納得のいく結果にしましょう。

ある女性による体験談

彼の浮気によって別れた後に妊娠が発覚し、彼に費用の支払いを申し出ましたが応じてもらえませんでした。結局は折半でということになったため、私も費用を支払うかたちとなりました。

女性が全額負担する(男性に経済的な余裕がない)ケース

男性側に経済的余裕がないケースも珍しくありません。その場合、男性側からの支払いを待っていては安全に処置を受けられる時期を逃してしまうため、やむを得ず女性が全額負担する、ということもあるのです。

妊娠や中絶は家族には知られたくないことかもしれませんが、男性側からの協力が得られない場合は、手遅れになる前に、誰かに相談する勇気を持つことも大切です。

男性が支払いに応じず逃げてしまった場合、弁護士に相談すると慰謝料請求といかたちで費用分ごと取り戻せるケースもあります。誰かに相談することで打開策が出てくる場合もあるので、一人で抱え込まないでくださいね。

ある女性による体験談

予定外の妊娠が発覚してしまい、中絶手術を決意したものの彼には金銭的な余裕がありませんでした。リスクを考えてできる限り早い時期に手術をしたかったので、その時はひとまず私が全額負担をしなければならない状況でした。しかしその後、費用の半分を彼から返金してもらえる訳でもなく、そのまま連絡が途絶えてしまって結局は全額自己負担をしたかたちとなっています。

男性が全額負担するケース

男性に全額負担を納得させることは容易ではありません。しかし男性側が避妊を拒絶した場合など、責任関係を明確にさせることで費用の支払いに応じさせられるケースもあります。また、あまり多いケースではありませんが、妊娠を報告した彼から「費用は全額負担するから」と中絶を希望された女性も実際にいます。女性にとって非常に辛いことですが、もしも出産した場合の子どもの将来のことなども考え、早い段階で賢明な判断を下すことも時には必要です。

ある女性による体験談

子どもができたことを同棲中の彼に伝えたところ、おろしてくれと言われました。お金は払うからということで実際に費用も負担してくれましたが、よく考えもせずに中絶を頼まれたことは今でも信じられません。

そもそも話し合いができないケースもある

費用負担のケースや相談した結果は人によってさまざまです。しかし相手の男性に妊娠の事実を打ち明けられない女性や、父親が誰であるか分からないという女性も稀にいます。

そういった場合には折半の相談をする以前の問題となり、結果として女性一人が全ての費用を負担せざるを得ない状況になってしまうでしょう。

どうしようかと悩み続けてしまうと、中絶時期が遅くなり費用も高くなってしまいます。身体的なリスクを軽減させるためにも、中絶の決断はできる限り早い時期に行うことが大切です。

一人で抱え込まずに誰かに相談してみよう

望まない妊娠をしただけでも女性には大きな精神負荷がかかりますが、更に中絶ともなると費用的にも肉体的にも大きな負担となります。

過去には中絶手術の費用負担に関して、「支払いに応じなかった男性に対して慰謝料の支払いを命じた」という判例もあります。必要であれば弁護士などの専門家に相談してみるのも一つの手段です。法的措置を講じることにより、せめて金銭的なダメージだけでも回復させることができます。

一人で悩んでいては事態の好転が難しい場合も多いもの。悩んでいる方は、一人で抱え込まずに誰かに相談することも大切ですよ。

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