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堕胎薬(妊娠中絶薬)って?

中絶手術ではなく、経口妊娠中絶薬によって妊娠中絶を行う方法があります。

安く簡単にできると思われがちですが、日本では承認されておらず、安易に選択できる方法ではありません。薬による中絶法の問題点や危険性について考えましょう。

妊娠中絶薬ってどんなもの?

望まない妊娠をしてしまったけれど、中絶手術を受けるだけのお金がない、家族や周囲の人に知られずに中絶したい…と考えている人の中には、経口妊娠中絶薬を選択してしまう人がいます。

ミフェプリストンという薬物で、RU486などの名称でインターネット通販されていることもありますから、ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。妊娠を維持させるように働く黄体ホルモンをストップさせ、流産と同じような形で妊娠を中絶させる効果がある薬です。

現在は日本国内で認可されていない薬なので、インターネットなどで個人輸入という形で販売されていますが、行政機関の許可を得ていない業者や個人がこの薬を取り扱うと、基本的には薬事法違反となります。さらに、妊娠7週までの初期にしか使用できない、という注意点があります。

医師以外が使用すると犯罪になる!

妊娠7週までなら簡単に中絶できる薬として、欧米では認可される国もありましたが、日本では倫理的な問題や文化的な背景から認可が見送られました。

個人輸入で入手して自己判断で使用するケースが増え、出血が止まらなくなるなどの症例が相次いだこともあり、2004年からは個人輸入や使用の制限がつけられています。医師以外の人が個人の判断で使用した場合は、刑法の堕胎罪に抵触してしまい、過去には書類送検された女性の例があります。

不全流産で大量出血する危険が!

ミフェプリストンの最大の問題点は、不全流産してしまう危険性が高いところにあります。不全流産とは、流産しているのに胎児や妊娠によってつくられた組織が完全に外へ出されず、子宮内に残ってしまう状態。残っているうちは不正出血があり、生理に比べると出血が長く続いて、だんだん出血量が増えていくという特徴があります。

不全流産に気が付いたら、すぐに産婦人科を受診して処置を受けなければなりません。

経口中絶薬が知られるようになってから、自己判断で使用して不全流産を起こし、大量の出血で病院へ担ぎ込まれるという症例が後を絶ちません。経口中絶薬は、安価で手に入るからといって、簡単に手を出してはいけない危険な薬なのです。

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