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未成年が中絶手術をするまえに知っておくべき8つのこと

避妊しても妊娠する可能性は「ゼロではない」

避妊は、きちんとしていても「100%妊娠しないとは言えません」。

最もシンプルな避妊方法として「コンドーム」がありますが、これも使い方に少しでも問題があれば妊娠する可能性はあります

「大好きな人と深い関係になりたい」という気持ちが芽生えるのは自然なことですが、せめて「避妊」だけはちゃんと正しくすること。

これができない男性は残念ですが、あなたのことをそれほど「大切とは思っていない」と考えていいかもしれません。

中絶するまでに知っておきたい大切なこと8つ

1. 「妊娠かも?」と思ったら妊娠検査薬でチェック

妊娠するとまず急激に下記のような兆候が表れます。

【妊娠の兆候】

  • 異様に眠気が強くなる
  • 体全体がなんとなくけだるい
  • 微熱が続く
  • 生理が予定日に来ない

このような変化があった場合は速やかにドラッグストアなどで「妊娠検査薬」を購入しチェックしましょう。

これで「陽性」と出たら、妊娠していると考えてほぼ間違いありません。

2. 親に隠して中絶するのは実質的に困難

未成年の場合、ほとんどの場合で中絶するには病院で「親の同意書」が必要になりますので、親に黙ってパートナーと話合い、二人だけで中絶手術まで執り行うのはとても厳しいでしょう。

また、中絶には費用も負担する必要があり、それなりに大きな金額が必要ですのでそのお金も簡単に工面できないことがほとんどです。仮に二人だけで何とかできたとしても、女性側はしばらく体の調子が普段とは違う状態が続くケースがありますので、そこでばれてしまうこともあります。

親に意見を聞くこともとても大事ですので、かなり大変なことにはなると思いますが、正直に打ち明けましょう。

3. 相談するならまずは「親」から

未成年での妊娠となるとほとんどの場合「不測の事態」と言えることですので、パートナーにしろ、親にしろ、相談するのは気が引けることでしょう。

しかしこれは本当に大事なことで、避けて通ることはできません。相談しにくい場合は、自分が一番信頼しており、かつ自分のことを一番大事に想ってくれている家族に打ち明けるようにしましょう。

両親は妊娠したことを聞いたらきっと、これまでにないほどに怒るかもしれません。それと同時に、とても悲しむかもしれません。

でもそれは「当たり前のこと」であり、あなたが大切だから怒り、あなたが大切だから悲しむのです。

本来ならば赤ちゃんを授かるということは「喜ばしいこと」で、お父さんやお母さんはいつか孫の顔を見たいと思っていたはず。 「子供を産み育てる土台がないのに後先考えなかったこと」、そして「あなたの体が傷つくこと」が悔しくて怒り、悲しんでいるということを理解しなければなりません。

また、パートナーに相談した際、どのような態度や言動であるかを冷静に聞くことも大事です。若い男性ならただ言葉だけで「産んでほしい」などというケースもあるでしょう。

しかし子供を産むだけでも女性側には体に大きな負担がかかる上、一番大事なのは「産んだ後の未来」です。 その未来が確実に想像できる、という場合を除いては諦めるという選択肢にならざるを得ない……これが現実です。

4. 学校を退学になってしまう可能性は十分にある

未成年の場合、「学生同士のカップルで妊娠してしまった」というケースも多いものです。

中絶すると決めた場合は敢えて伝えないでおく、というのもひとつです。もし学業を続けたいという場合に中絶のことを伝えてしまうと、学校の方針によっては退学になるケースがあるからです。

とはいえ事実を伝えなくても、噂となって漏れ伝わってしまうこともあるかもしれない、という覚悟は必要かもしれません。噂が流れてしまった結果問題になってしまい、退学を言い渡されるというケースもあるようですが、そうなったとしても自分たちの責任で起こったことだと受け止めざるを得ません。

出産する場合は学校へ通っている間に体の変化が起こり、自然とわかってしまいますので、早い段階で伝えてその後は学校の対応を待つのが一般的でしょう。この場合も、退学処分になる可能性は否定できません。

5. タイムリミットは「妊娠21週と6日」

中絶をする場合も期限があります。それは産婦人科で検査をしてもらってわかる妊娠周期の「妊娠21週6日」という時期までです。

この期間を超えてしまうと、人工妊娠中絶手術そのものが受けられなくなります。できるだけ早く相談し、どうするのか決断を急ぐ必要があるのです。

上記でも挙げた「妊娠しているかも……」と思われるような兆候があった場合はすぐに疑ってみて、検査薬で確認をしてみること。ここで陽性が出た段階ですぐに親御さん、パートナーへ相談をしなければ、場合によっては中絶するという選択肢も無くなってしまいます。

6. 初期の中絶手術と中期の中絶手術は違う

中絶の手術は、初期と中期ではその方法に違いがあります。初期の中絶手術の場合は「掻把(ソウハ)法」という赤ちゃんを掻きだす方法、あるいは「吸引法」という吸引器で吸い取る方法になります。

これらには痛みやリスクがありますが、さらに中期になるとその方法は女性の体に大きな負担をかけるものになります。

中期の中絶手術は「出産と同様の陣痛を起こさせて流産させる」といった方法に変わります。薬を使って陣痛を起こすため、これまでに経験をしたことのないような強い痛みを伴うものとなるのです。

7. 女性の体への負担は後まで続くこともある

中絶を行う場合、どうしても女性側の体には大きな負担がかかることになります。

初期の比較的負担が少ない手術でも、後々まで問題が残るリスクもあることを知っておかなければなりません。

子宮穿孔 初期の中絶方法で掻きだしたときに、子宮に穴が開いてしまうことがある
子宮破裂 中期の中絶方法で陣痛が強く起こりすぎて、子宮が破裂するケースがある
子宮内感染 掻きだしたり吸引したことで内膜に傷がついて感染症になることがある
不妊症 手術を行ったことが影響して、その後不妊症になるケースもある
PTSD 手術を行うまでのこと、その後の状況によって精神的なダメージが続く

8. 「中絶費用は10万円~費用は双方で折半」などケースバイケース

中絶費用は妊娠初期の場合で10万円ほど、また中期の手術の場合では40万円前後かかると言われています。

未成年ですとこの費用を簡単に負担できないことが多いため、親御さん同士が話し合って費用負担することが多いようで、その割合はお互いに折半にしたり、あるいは男性側が全額負担するといったケースがあるなど、双方の考えでケースバイケースと言えます。

また、この話し合いで双方の考え方が合わずもめてしまうことも中にはあるようです。

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