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後遺症はあるの?

中絶手術を受ける前に、最も気になるのは自分の身体への影響でしょう。

手術によってどのようなトラブルや後遺症が起こる可能性があるのか、初期と中期のそれぞれについて解説しましょう。

初期中絶手術で考えられるリスク

中絶手術で起こる後遺症やトラブルの多くは、麻酔と身体の相性、医師の技術不足などから起こります。

初期の場合は、主に子宮内への傷が原因となります。手術の際に子宮内へ入れる器具などで傷がつきやすく、そこから細菌感染を起こすことがあります。ごく稀な症例ですが、内壁に穴をあけてしまうこともあるそうです。

さらに、妊娠組織を全部取り出せず、一部でも中へ残ると、術後も長期にわたって出血が続いてしまうことに。これらの術中のトラブルは、執刀する医師の技術や経験の不足によって起こるものです。

中絶手術は静脈に点滴を行って全身麻酔で行われることが多いのですが、この時に使用する薬と患者さんの体質とが合わず、血圧の低下がみられたり、呼吸が一時的に止まってしまうことも。麻酔のトラブルは中絶手術に限らず、あらゆる外科手術において注意しなければならないリスクです。

このように、初期の中絶手術であっても、体へのダメージが大きいことを知っておかなければなりません。

中期中絶手術で考えられるリスク

中期の中絶手術になると、子宮内で胎児が大きくなっているため、人工的に薬で陣痛を起こして分娩のように取り出す方法に変わります。出産未経験の患者さんの場合、子宮の出口である子宮頸管が広がりにくいため、専用の器具を入れて広げる処置を行っておかないと、胎児や妊娠組織をすべて取り出すことができません。

その際、子宮頸管を傷つけてしまうこともありますし、とても稀なケースですが、陣痛が強くなりすぎて子宮破裂を起こしてしまうこともあるようです。

うまく胎児を取り出せたとしても、広がった子宮が通常の大きさまで戻るのに時間がかかると、その間の出血が止まらず、大量の出血へつながることがあります。

中期中絶手術では、初期手術で起こる可能性のあるリスクに加えて、子宮破裂などのさらに重大なトラブルについても把握しておくべきでしょう。中期中絶手術を安易に選択すべきではありません

何度も手術を繰り返すことが一番のダメージ

中絶手術のリスクについて、「そんなのみんなに起こるわけないでしょ?」と考えてしまう方もいらっしゃるかもしれません。確かに、中絶手術の技術は確立されていますし、月に数十件とこなしているベテラン医師に依頼すれば、何のトラブルもなく手術を終えてくれるでしょう。

しかし、1回の手術ではトラブルが起こらなくても、2回、3回と繰り返すことで、重大な後遺症が残る場合もあります。

例えば、子宮内壁が薄くなってしまったり、手術でついた傷の部分で癒着を起こして、受精卵が着床し難くなり、将来的に不妊症へつながることがあります。また、初産の時に早産する確率が高くなったり、分娩時の出血が多くなってしまうことも考えられるそうです。

遠からぬ将来に妊娠や出産を考えている若い女性が、中絶手術を何度も繰り返すことは、将来の自分を苦しめることになります。残念ながら中絶手術を受けることになった方は、今回の手術が自分の身体や将来を守るため避妊について考えるチャンスと考えて、同じことを繰り返さないよう、しっかりと受け止めましょう。

後遺症を避けるためにはクリニック選びを慎重に

手術後の後遺症やトラブルを避けるために、患者自身ができることは、安全で適切な手術や処置を行ってくれるクリニックを選ぶこと。

症例数が多く、医師や看護師の対応が親身で細やかかどうか、自分の要望や不安な点にしっかりと答えてくれるかどうか、そのようなところを十分に吟味して、慎重にクリニックを選びましょう。

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